ここは何年前に皆伐したんですかね?
自分が入社した8年前には既にこんな状況だったので、10年以上は経ってるでしょうか。
例によって、木を切った後に何もホドコさないものだから、今もぜんぜん森になってません。
ちなみにここは、一昨年にジキタリスが群生する場所として紹介したところです。

ジキタリスの花はまだ見られませんが、相変わらず「ユズリハ」という木がこんもりと生えています。
ジキタリスは毒草として有名ですが、ユズリハも鹿にとって毒なんですかね?
だから残るんでしょうね。

新芽がでる春先に古い葉が落ちることから、ユズリハは子孫繁栄の象徴とか何とかで縁起の良い木だそうですが、ガラガラの荒地に群を成して生える様子は、むしろ異様です。

うちのある従業員は、ユズリハを「モリゾーみたい。」と言っていますけど…知ってます?「モリゾー」。愛・地球博の。確かにこんもり具合が似てます。

…しかしながらこの場所は広い。
そしていつ土砂崩れがおこるか分からない。
土砂崩れが起こる?
そりゃ木が生えていないからでしょう。
じゃあ植えるしかないでしょう。
徒労に終わる?そんなこと知りません。黙殺はできません。
たった一種で頑張って生えてきたモリゾーに敬意を表して。