天然更新の現場がクズで覆われちまった…。
まさに海。

ヤブの上に覆いかぶさるようにクズが繁茂しているものだから海の様に波打っています。
ちなみにこんな植物も

ネナシカズラ
他人様に食い込んで養分を吸い取るツル性の寄生植物で、こいつがクズに寄生して一緒に絡まるものだから混沌を極めています。
去年、「もしかして…」とは思ったけど、「まあ大丈夫でしょう」とタカをくくり、対策を見送ったのが原因でして…。
とりあえず取り除くしかない。
ほっといたら大切な稚樹が潰される。

おお?ここにいるのは誰だ?

クマノミズキさんでした。

そしてその傍らにはケヤキさんも。
去年、助手がつけてくれたピンクのリボンのお陰で、ヤブヤブした中でもかろうじて発見できます。
それにしても、ただでさえツルのヤブを刈るのは大変な作業なのに、さらに対象の稚樹を誤伐せずに探し出すのはもっと大変で…。
そのうち防護柵を開放して鹿にクズだけ食ってもらおうかな。