ツキヨタケという毒キノコ

お?立ち枯れたカシの木から立派なキノコが生えてるぞ?

キノコ慣れした非凡な人間であれば遠目で分かります。

「ツキヨタケ」です。

おいしそうに見えますが、しっかりとした毒キノコです。

ヒダと柄の間にあるピラっとした境目が特徴。

しかも「月夜」の名だけあって、夜になると発光します。

何でも中毒件数が最も多い毒キノコで、「ヒラタケ」とか「シイタケ」とか、市販されている有名な食用キノコと間違えてしまうそうです。

「そんなもん知ってれば間違えねえよ!」

と、自分も以前はタカをくくっていましたが、恥ずかしながら数年前に「ヌメリスギタケモドキ」という食べられるキノコの「幼菌」と間違えてご賞味したことがあります。

(いや…、あの時はね。「ツキヨタケじゃねえ?」とは思ったんですけどね。その時一緒にいたベテランの方がね。ヌメリスギタケモドキに間違いないと言うもんだからね。信じ切って味噌汁にして食べちゃったの。)

あれはきつかった…。

症状は、腹痛と発熱。

食べて30分後に来ました。

ヤバい!と思って直ぐにトイレで吐き出し、更に水を飲んで吐き戻すこと計5回。

その対応が良かったのか?翌日には回復しました。

人の言うことを信じるな、とまでは言いませんが、最終責任は自身にあります。

気を付けましょう。

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