なに?この木。
知らないやつだ。


赤みがかった枝が「ミズキ」の幼樹っぽいけど、葉が全然違う。
そんな初めてさんは、とりあえず写真を撮って、家で調べます。
分かりました。
「タマミズキ」さんでした。
「ミズキ」と「タマミズキ」、同じ様な名前だけど、全くの別種で親戚でもないそうです。
ちなみに、全くの別種どうしで似ているのが「アカメガシワ」と「イイギリ」の幼樹です。


「アカメガシワ」なんて私的三大くそ先駆樹種(カラスザンショウ・ヌルデ・アカメガシワ)なもんだから、天然更新の支障木としてバンバン刈っていたけど、ある時、奴らに交じって違う子がいることに気が付いたんです。
それが「イイギリ」さんとの出会いでした。
それと、たまたまですが、「タマミズキ」も「イイギリ」も、秋に葉っぱが散った後、冬になっても赤い実だけが木に残ります。
話はそれたけど、要は、自分は木の種類をこうやって一種一種しらべて覚えます。
学者じゃあるまいし、初めから木の種類なんて分からんし…。
積もり積もって、天然更新の際に樹種の判別ができるようになりました。