山で弁当を食べていたら足元に小さな木が生えていました。
エノキという木の稚樹です。
低地に多く、赤黒い小さな実は甘味があって食べられます。
鳥の糞によって種が運ばれてきたのでしょう。
成長を期待したいところです。
が、ここは100年生のスギ林。
しっかり間伐しているため林内はそこそこ明るいのですが、これまた沢山いる鹿さんのお陰でスギ以外の木は生えていません。
このエノキの稚樹も、近いうちに鹿さんに見つかって食べられてしまうでしょう。
なので、このような境遇の稚樹を、植樹の際の苗木としてちょくちょく採取します。
そんな訳で、拙宅は苗木で溢れています。
色々な種類がありますよ。
ブナやカシといったポピュラーなものから、カマツカ?とかハリギリ?とか、別に珍しくないけど知ってる人しか知らない種類まで、とにかく色々揃えています。
まあ、山からの苗採取は気まぐれ程度で、大概は種から育てた実生苗になります。
しかしながらこの時期は水やりが大変で…、ポットの苗も窮屈で大変そう…。