カオスな藪

先日、コナラの植林地で管理通路を作るための草刈りをしました。

2019年に植林した場所です。

かなりカオスです。

草を刈らなければ前に進めません。

植えたコナラも藪に埋まっています。

一見してヤバイ状況ですが、とりあえず今はこれで良し、としています。

というのも、苗木を植えて「自然林」とする場合、問題となるのが樹種の選定です。

そもそも「自然林」たる苗など早々入手できません。

だから、カオスが良いのです。

程よく淘汰が起こり、藪に交じって自然の木が生えてきます。

それが狙いです。

コナラは、生えなかったときの保険です。

実際に生えてきた木は、例えば、

ミズメという木です。

樹皮がサクラに似たカバノキの仲間でシップの匂いがします。

サクラも生えています。

リョウブです。沢山生えます。

これらは、アカメガシワとヌルデという木で、好ましくない種類です。

他にも沢山の種類が生えます。

色々な種類を発見できるので結構楽しいです。

ただ、藪がカオス過ぎて侵入し辛く、全体を把握できません。

今後、この藪は無事に森になるのでしょうか?

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